[631] ディープインパクトの安楽死と競馬と命の話 by RM307 さんへ返信

[631] ディープインパクトの安楽死と競馬と命の話

昨日、競走馬のディープインパクトが死んだというニュースを見かけた。17歳。
記事を読んだところ、頸部骨折で回復の見込みが無いので安楽死させたとの事。
「非常に残念」という関係者のコメントも寄せられていた。競馬はまったく何も
知らないけど、人間の都合で命を奪っておいて「残念」って言うの変じゃない?
「商品として使えなくなった」事に対しての残念ならまだ意味はわかるけど、
死んだ事に対しての残念ならそう思う。まぁどちらもひどく残酷な発言だけど。

種馬としての役割も果たせなくなった生き物を養い続けるコストはかけられない、
という「考え方」はわかる。あくまでもその考え方、そこに至るプロセスだけ。
元手が回収できないなら切り捨てるという、しょせんはビジネスであるという事も
理解はできる。かといって納得はしないし、殺生を肯定している訳でも無いけど。
そんなビジネス、しかもたかがギャンブルの為に馬の命がもてあそばれるのなら、
競馬界なんて滅んで良いんじゃない?と思ってしまうのは青臭い考えだろうか。

僕も生き物の命をもらって生きている身だからとやかく言う資格は無いかもだけど、
競走馬はたとえいくら活躍しても、それまで貢献しても、利用価値が無くなったら
たちどころに殺処分される悲しい宿命の生き物なんだな・・・とせつなく思った。
大人は子どもたちに命を大切にしなさいと教える。生き物は大事にするものだと。
でも実際大人がやっている事って・・・と、青い中学生のような事を考えてしまう。
たぶん僕がお子さまなだけなのだろう。この歳になっても世間知らずなだけなのだ。

[632] 余計なお世話
僕もよく知らないジャンルで以下は遠い記憶と聞き齧りです。

僕は競馬には全く興味がなく、寧ろ単なる「賭博」に過ぎない行為を やれロマンだ なんだと美化する風潮を苦々しく思っており、競馬業界に肩入れ・同調するものではありません。その上で、馬は骨折等で動けなくなると心臓から遠い部位(具体的には脚)の血液の循環が悪くなり炎症を発症して激痛に苛まされた末に死に至る事が多いそうです。今回も頸椎骨折→動けない→炎症発症… が避けられないとの判断による止むを得ない安楽死であり、必ずしも「もう用無しだから殺処分」という訳では無かったと思われます。確かに命を奪う行為には違いないのですが…

知ったかぶりの物言いですが、もしかして先生の悲しみが少しでも軽くなればと思いましてm(_ _)m

血液の循環かぁ。僕の無駄な血の巡りを分ける事ができれば良かったのですが… ← 全て台無し

[633] 余計ではありませんでしたよ!
なるほどそうなんですね。無知をひけらかしてしまいました。お恥ずかしいです。
[1]さんは物知りですね!教えていただけて良かったです。ありがとうございます!

先日読んだ村上春樹の「日出る国の工場」というエッセイに牧場の話がありました。
乳牛は乳をたくさん出せるように身体が大きく品種改良されていて、その結果
脚を痛めやすくなり、骨折したりしたらすぐ処分されるという説明を読んだので、
競走馬にも人間の手が加わっていて今回のような事が起きるんじゃないだろうか、
と思ったりもしましたが。サラブレッドにかかる負荷は相当なものらしいですし。
まぁぜんぜん詳しくないので、また間違っているかもしれないんですけどね・・・。

僕は競馬自体はそんなに否定していなかったですね。馬はカッコ良いし(単純)、
実在する競走馬をモデルにした「ウマ娘」というアニメも好きだったし(単純)。
でも最後の一文はたしかに台無しですねwwwお気遣いはとても嬉しかったです!w
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